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イギリスコインに刻まれた記

象――エレファントタイプで始まるイギリスのコインのマークは
象と城になって1699年のウィリアム3世の治世下まで続く。
それが終わるのは1709年――アンの時代であった。
 そのアンには1703年にヴィゴVIGOと刻まれた1/2,1,5ギニー金貨がある。
1746年のLIMAタイプと同様、スペインの輸送船を襲撃、
掠奪した貴金属で製造したとういう記だ。
もちろん銀貨も存在し、どちらもグレードの良いものは入手困難だが、
銀貨のほうが入手が容易なことが知られる。
 ジョージ1世の時代には、南海会社のイニシャルSSCを裏面にした
5ギニー金貨以下がみられるが、
これは泡沫会社として政府を揺るがす国家的大問題となった。
またジョージ2世の治世化では、東インド会社E.I.Cもある。
なんといっても非常に珍しいのはアンのVIGOで、
この5ギニー金貨のグレードの良いものは2000万円
を超える大珍品となっている。


Anne gold 5 Guineas 1706 Au58Anne gold 5 Guineas 1706 Au582

アン 5ギニー金貨 1706年 AU58







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金貨より珍しいクラウン銀貨

王政復古後の貨幣発行は、製造技術の向上ぶりが目覚ましく、
コレクションとして鑑賞できる存在となってきた。
チャールズ2世に始まる5ギニー金貨は両目が41.75グラムある重厚なコインとして
知られている。
1668年からは象、75年からは象と城を国王の肖像の下に配し、
アフリカのギニア産の金で製造されたことを意味した。
 クラウン銀貨にも1666年に象タイプがあるが、これは金貨よりはるかに珍しい。
グレートの良好なものは、半世紀に1度見るかどうかである。
このような代物はグレードが普通品でも押さえておくべきだ。
イギリスのコインで楽しいのは、こうしたマークや文字が
肖像の下に見出せることがある点だろう。
これこそこの国の歴史の1ページだからである。

チャールズ2世 クラウン銀貨 1666 象チャールズ2世 1666 象 2

チャールズ2世 クラウン銀貨 1666年 エレファント  
VF25
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プロフィール

Ms CoinExpert

Author:Ms CoinExpert
Ms CoinExpert 吉岡 美栄
外国貨幣研究家、元ジェミニ代表の平木啓一氏の下6年間、アンティーク貨幣売買に携わり、
2013年11月にCoinExpert.LLCを設立。
Managing Directorとして日々奮闘中。

 

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