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ナポレオン・ボナパルト 20フラン金貨

ナポレオン1世は10進法を採用させ、20フラン金貨の量目6.4516グラム、金品位が1000分の900にと定めました。
この金貨は以後、「ナポレオン金貨」と呼ばれるようになり、後世の20フラン金貨の総称となります。
またラテン貨幣同盟のスタンダードともなっています。



20フラン金貨 ナポレオン100日天下 PF65 

フランス 20フラン金貨 1815年 「100日天下」 Very Rare


 フランスの版図は広大なものとなり、貨幣を製造する造幣所の数は増加の一途たどり、
1809年の5フラン銀貨などは実に17の造幣所で製造されました。
その中ではCL(ジェノア)それにR(ローマ)などが珍しいです。

ロシア遠征の直後にジョアシム・ミュラの職場放棄により、ポーランド方面に失地が生じ、
1813年戦役に重大な影響を及ぼします。14年のフランス戦役に敗北すると、
ナポレオン1世はいったん退位しましたが、1815年3月にエルバ島から脱出。
100日間の劇的な復位をやってのけます。
この期間に8つの造幣所が5フラン銀貨を発行、2フラン銀貨はパリのみで製造されました。
これらは〈100日天下のコイン〉と呼ばれています。

 ナポレオン1世には、多くの行事や会戦を記念したメダルが存在します。
これらは比較的安価で入手が容易です。


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ナポレオン・ボナパルト 「1807年 ネグロヘッドの銀貨」

1807年に皇帝ナポレオン1世の肖像が縮れ毛となり、それが1/4、 1/2 、1、 2フラン銀貨に見られました。
これが稀少なことで知られる「ネグロ・ヘッド」です。
これはパリだけで製造されたのですが、直ぐに黒人のようだとの指摘があり・・・・・・この年限りで製造中止となりました。
1/4、 1/2 、1、 2フラン銀貨、いずれも大変稀少な銀貨であり、なかなか出会えないコインのひとつでもあります。

1807年 1フラン ネグロヘッド
フランス 1807年 1フラン銀貨 ネグロヘッド



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ナポレオン・ボナパルト(1769-1821) 

「第一執政からフランス皇帝へ」

ナポレオン・ボナパルトはコルシカ島のアジャクシオで、地方貴族の次男として生まれ、
生誕の前年にフランスへ編入されていたことから、フランスの幼年学校への入学資格を有しました。
その数学の才能は抜群で、2年足らずにて陸軍士官学校を卒業してしまうのです。
少佐のときトゥーロンでスペイン軍を撃破、3階級特進して将軍となります。
バラスの愛人ジョセフィーヌと結婚、王党派との戦闘で勲功を立て、
イタリア派遣軍司令官、次いでエジプト遠征軍の司令官と華々しい活躍を見せました。
 
 1799年に第一執政に就任すると肖像を描く貨幣発行が始まり、
BONAPARTE PREMIER CONSUL とその地位を記しています。
1804年から皇帝になるとNAPOREONとなりました。
ただしL’AN12(1804)はEMPEREURなのに国名はREPUBLIQUEのままで、1809年からEMPIREと変更されました。

フランス 5フラン銀貨 AN XI (1803年) ボナパルト第一執政 
フランス 5フラン銀貨 AN XI (1803年) ボナパルト第一執政 



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ナポレオン一族の貨幣発行について

ヨーロッパのコインを語る上でナポレオン一族のコインははずせません。
ナポレオン一族のコインは国内外を問わず人気があります。  
 19世紀初頭のヨーロッパを折檻したナポレオン・ボナパルトは、
その一族郎党を各地の王に封じたことから、随所に興味深い貨幣発行を行いました。
それぞれが土地に応じた貨幣制度の下で見事なコインを世に送り出したのです。
 そこにターゲットをあわせ、特定の人物に集中するか、あるいは全体に取り組むか、選択肢は極めて多いため、
ここではどのようなコレクションを進める楽しみがあるのか、指針を示してみたいと思います。
 ナポレオン・コインとは、ナポレオン第一執政と皇帝タイプ、兄のジョゼフ、同じく妹のカロリーヌの夫--ジョアシム・ミュラ、ナポレオンの2度目の妃である、マリー・ルイズ、その子のライヒシュタット公(ナポレオン2世)、ナポレオンの甥で大統領と皇帝のナポレオン3世、その子のナポレオン4世などがあり、ヴァラエティは実に豊かです。



 FRANCE Premier Empire Napoleon I 1804-1814 AV 40 Francs



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オランダ領の大型銀貨

 オランダ領西インド諸島の1794年の3フルデン銀貨は、
本国がフランスに脅かされた政情不安の下に発行されました。
1226枚だけ製造されていますが、現存数は僅少と考えられます。
紋章下のW(西インド諸島を表す)により、本国の類似タイプと分類できます。

 同様にオランダ領東インド――バタヴィアの大型銀貨は、
東インド会社の象徴VOCの組合わせ文字が見られます。
アジアにおける貿易銀だったから、重要な存在のコインと考えられます。

これまで1800年以前の大型銀貨の名品をピックアップしてご紹介してまいりましたが、
17世紀から18世紀、あるいはそれ以前の大型銀貨はどれも魅力的だと言えます。
グレードの良いものが少ないのですが、ここでもグレードが問題で、FINE以下は絶対に避けたいところです。


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初のドル額面コイン

 ドルを額面とする最初のコインは、1791年にシエラレオネで発行された大型銀貨です。
獅子を描く見事な銀貨です。
しかしながら流通市場での成功は収められませんでした。
これはマイナー貨まで揃うため、そこを追いかけてコレクションにしても面白いと思います。

1791年シェラレオネ会社 1ドル銀貨 

1791年シェラレオネ会社 1ドル銀貨 
 
 アメリカは1795年から1ドル銀貨が発行されました。
これは1804年までの初期タイプが名品にランクされます。
ただしグレードがEFクラスは欲しいものです。
アメリカ 1ドル銀貨 1795年

アメリカ 1ドル銀貨1795年


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ロシアの大型銀貨

ロシアはピョートル1世(1682-1725)の治世下でルーブル銀貨の発行が開始されました。、
ところが製造技術の拙劣さ――とりわけ極印が浅彫りなことが目立ち、グレードの良いものが残っていません。
近年は値上がりが著しいですが、
単一年タイプの2種――1741年のイワン6世と1762年のピョートル3世のルーブル銀貨は、
グレードがVF+クラスなら名品と考えてよいでしょう。
 
ロシア ルーブル銀貨1724年 ピョートル1世

ロシア ルーブル銀貨1724年 ピョートル1世


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ドイツの大型銀貨

 ドイツはブランデンブルクとプロイセンに珍品級が多く見出せます。
フリードリヒ2世の時代にベルリンが陥落しているため、多くが敵国に持ち去られたと考えられます。
けれど彼の治世下では、1941年の<バンコターレル>と、
66年から67年の<アルバルトゥスターレル>と<レファンテターレル>といった、大珍品が発行されました。

プロイセン バンコターレル銀貨 1765年 フリードリヒ2世
プロイセン バンコターレル銀貨 1765年 フリードリヒ2世

 17世紀から18世紀にかけてのドイツ諸邦は、小邦が乱立する時代だったことで、
貨幣発行していた国が実に多くあります。
それに自由市が加わるため面白い大型銀貨ににこと欠かないのです。
市の景観などは興味深い対象です。
菱形貨‐クリッペはすべて珍品となっています。


エムデンターレル銀貨 1674年 市の景観
エムデンターレル銀貨 1674年 市の景観



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稀少大型銀貨

 デンマークの1659年と60年に発行された、クローネ銀貨の切断された手首も興味深いものがあります。
2人の有力者が領土を争ったとき、体の一部が上陸した方の所有に帰す。
という約束が交わされました。そうしたところやや遅れた一方の王が、
自分の手首を斬りおとし、残った腕で陸地へ投げ、争いに勝利したとの故事を描いているものです。
これもまた面白い存在の大型銀貨と言えます。
また、デンマークのアジア会社のトレードダラーは抜群の稀少性です。

デンマーク貿易銀 1671年 クリスティアン5世
デンマーク貿易銀 1671年 クリスティアン5世

 フランスではルイ13世の治世下――1641年から43年にかけて、
つまり最晩年に60ソル/エキュ銀貨が登場しました。
けれどそれ以前にアンリ4世の治世下で、厚手貨幣も発行されていたのです。
これらの時代の大型銀貨はどれも珍しい存在です。


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イギリスの大型銀貨

 イギリスでは1551年のエドワード6世治世下において、初めてクラウン(5シリング)銀貨が世に出ました。
姉のエリザベス1世にも1601年から02年にかけて、やはりクラウン銀貨が発行されていますが、
神聖ローマ帝国と較べ製造技術は遅れていました。
 ようやくそのレベルに達するのは、1658年のオリヴァ―・クロムウェルを描くクラウン銀貨からです。
王政復古後の国王の肖像を描いたクラウン銀貨にも優れたものが多くあります。
また肖像の下に文字を記したタイプも、その由来を知れば極めて興味深く、
アンの1703年のVIGO(ビーゴ会戦の勝利記念)、
ジョージ1世の1723年のSSC(南海会社(South Sea Company)の略)、
ジョージ2世の1746年のLIMA(ジョージ・アンソン提督が世界一周達成、航海中に入手した地金で製造)
更にはE.I.C(イギリス東インド会社(East India Company)が産出した地金fで製造)も名品です。
チャールズ2世の治世下に登場した、エレファント(またはエレファント&キャッスル)もまた、
アフリカ産出の貴金属貨幣であるのを意味しました。

イギリスクラウン銀貨1746年 極めて珍しいプルーフ貨
イギリスクラウン銀貨1746年 極めて珍しいプルーフ貨



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プロフィール

Ms CoinExpert

Author:Ms CoinExpert
Ms CoinExpert 吉岡 美栄
外国貨幣研究家、元ジェミニ代表の平木啓一氏の下6年間、アンティーク貨幣売買に携わり、
2013年11月にCoinExpert.LLCを設立。
Managing Directorとして日々奮闘中。

 

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